30代で寝たきり?【体験談】筋トレで基礎代謝を上げて健康な体づくり

じつはわたし、8年前に寝たきりになるほどの体調不良に見舞われ、数年間ほんとうに寝たきり状態になってたんですよね。しかも、まだ30代前半のできごとなんです。

もちろん、仕事のために出勤をできる状態になかったし、気力も0にまで落ち込みました。

「なにもしたいことがない」

わたしは本来、思考をめぐらせてどんどん行動していくタイプの人間でした。そんな自分が、「なにもしたいことがない」なんて言葉を自分にも家族にも言ってたし、頭のなかは真っ白でした。

そこまで落ち込んだものだから、あたりまえに持っていたものは全部、手放すしかありませんでした。

こういった経緯で、いまブログを書く人間になった、というわけです。

しかし、不幸なことばかりじゃなくて、ブログのおかげで人生少し救われたし、いまでは「これからもっとこの仕事をやっていこう」と思っています。

自分の裁量で全部を決めていける仕事になりうるからですね。

自分みたいな人、めったにいないと思います。

でも、もしいま「自分はすべてを奪われた」と人生に落ち込みを感じていたり、寝たきりに近い環境になっちゃった人に、どのようにして少しいい状態まで回復してきたのかをお話します。

寝たきり状態から、収入を得たり、体力をある程度取り戻した話を興味あれば聞いてください。



ある春先に突然見舞われた体調不良

謎の高熱が1か月近く続きました。時期は6月末だったので、感染症ではありません。

高熱にうなされながら「おかしいなぁ、熱下がらないなぁ」と疑いながら、1週間くらい家で耐えていたのを思い出します。

40℃近い熱で、ずっと引かずに風邪のような症状もないから、「これはおかしいぞ」と思い病院にいくことにしました。

すると、先生からは「原因不明」とのことで、検査が必要なので人生初の入院を勧められてしまいました。

入院期間は結果的に2週間だったのですが、その間毎日のようにCT・MRI・胃カメラ・血液検査など、もろもろ検査したんですが、どこも悪いところが見つかりませんでした。

総合病院の内科の先生も「う~ん、おかしいね~」と首をかしげていたくらいです。

でも、熱が下がらないまま続く場合、悪性を疑うことがあるようで、最終的に2週間で退院して、専門の検査機関まで行ってPET検査という全身の悪性への反応を調べることになりました。

一部ひっかかる部分がありましたが、精密検査は切開をともなうとのことなので、自分もビビっちゃって、先生に「少し様子を見させてください」とお願いしました。

その結果、「自宅療養に切り替えて、もし熱が下がらないままなら精密検査をしますので、様子を見ましょう」ということで通院になりました。

退院後、2週間の自宅療養をするうちに、徐々に熱は下がり始め、発熱から1か月後に高熱は引いていきました。その後、平熱に戻っています。

何度目かの通院後、診断結果は「精神性発熱」「薬品性発熱」と結論づけられました。先生も最後まで原因不明だったようです。

でも、いま思えば、あれは虫歯の菌がリンパに入りこみ、高熱が続いたのかな~と自分では感じています。

高熱は寝たきりの後遺症をのこした

高い熱が1か月も続くと、食欲不振・行動力低下・体重減少・筋力低下・気力低下といった2次的な症状で心身を消耗し、体は衰弱していました。

寝たきりになったのは、これが原因です。

そのころ、悩みが多く、おもに仕事と恋愛の人間関係にさいなまれていたので、精神的に追い込まれてたんですよね。

さらに、それ以前にも原因があって、仕事で夜勤業をやっていたので、自律神経は乱れ、すでに思うように行動力が発揮できない自覚症状はあったんですよね。

そのせいで仕事にも恋愛にも、よくない影響を及ぼし、気分がふさぎ込みがちになっていたし、免疫力が落ち、高熱を発症したのだと思います。

このころの自分は、完全に負のループにハマっていました。

ただ、悪いことばかりでは終わらず、結果お金を稼げるブログやネットビジネスに出会うことになりました。

独立したいと20代から願っていた自分にとって、高熱にうなされた経験は人生のターニングポイントになったと言えます。

ブログで収入は得られたけど年齢的に体力は落ちていた

寝たきりのままでも生活に向き合えることと言えば、食べること、買い物に行くこと、パソコンで検索をすることくらいでした。

心身の消耗によって体を動かせないので、遠出する気にもならず、パソコンで情報を集めることが生活の中心になっていました。

その後、ブログのことを知り、ネットでビジネスに取り組むあいだ、PCにかかりっきりです。

運よく収入は得られるまでになりましたが、高熱発症から2年半を要したので、年齢は30代後半に差し掛かっています。

そのうえ、横になりながらPC作業を行う生活を長く続けてきたので、体力は完全に落ち、このころの体力は腕立て3回が限界でした。

わたしは学生時代はバスケをしたり、仕事も労働系が多かったので、ここまで運動機能が落ちた経験がありません。でも、人生では遅かれ早かれ、こういう苦しみを味わう時期があるのだと思います。

それが、人生のターニングポイントになることも少なくありません。

「これじゃまともに生きていけない」から筋トレを開始

生活のために、お金はどうにか確保できました。

しかし、体力がないことで、日常生活の動作の質が落ち、出かけることもほぼない生活をしていたので、「これでは幸せにはなれない」と感じ、行動を始めました。

いいタイミングで筋トレを勧める書籍が出ていた

いまじゃご活躍中の「Testosterone(@badassceo)」さんが、精神的・肉体的に弱った人へ向けて筋トレを勧める情報発信をしていました。

この情報を知ったのがきっかけで、弱りきった自分の心身を回復させるために、ダンベルを始めています。

腕立てを3回が限界の自分が、どんなトレーニングをしてきたか。

弱りに弱った自分が「どんな筋トレメニューなら続けていけそうか」と自分の嗜好と体調をじっくり観察しながら決めていきました。

その過程で、

  • 自重トレーニングは好きじゃない
  • まだ持久力系のトレーニングはムリそう
  • 現役のときは筋力に自信があり調子よかった

というふうに感じたので、腕で挙げるだけのトレーニングが可能なダンベルで、まずは体を動かす習慣をつけることから開始しました。

それでも、3キロのダンベルで上腕筋を狙ったトレーニングを5回繰り返しただけで、吐き気がするような状態です。

トレーニング後は食欲もなく、1日の食事回数は2回になりました。

これはいまでも続いています。総合的な運動量が足りないからでしょうね。

「とにかく時間をかけて、毎日毎日この5回に耐えながら、体力を伸ばしていくしかない」と体力が戻る日を遠く感じたことを思い出します。

「ダンベルから始めてよかった」と思える、いま。

来る日も来る日も1日にダンベルを5回持ち上げながら、徐々に回数を増やしていきました。

ただ腕で上下するだけのダンベルトレーニングでも、回数が増えるにつれて、なんとなく自分ができるイメージが湧き、体力の回復もともないます。

少しずつ前進したのは、体力よりもどれだけ弱っていても「自分にもできるんだ」という自信が徐々についていったことのほうが大きいです。

いまでは、ダンベルで全身をトレーニングできるまでに成長したからです。

食事回数は2回から変わりませんが、運動量に対して適切な食事量を摂れていると思います。

まだ外で活動しているわけではありませんし、年齢的な食事量の減少もあるでしょう。

また、1日2回の食事摂取でも、もともと間食の多い習慣があり、現在、筋力は増え、体重も20代のころと変わらない数字を維持しています。

本格的にトレーニング開始

3キロのダンベルを5回持ち上げる生活を6か月続けたころだと思います。

「ほかのこともやってみようかな」

という前向きな気持ちになってきました。

このころ、ようやく寝たきりの精神状態や筋力低下を抜け出したのだと感じています。

ダンベルの回数5回を上腕筋のみから、三角筋・僧帽筋・背筋と広げました。

「どこかに筋力がつくほど、全身の動力性能が上がっている」と感じたからです。

三角筋・僧帽筋は鍛えれば「スタイルの向上につながる」と思えたことにも、寝たきりの精神状態からの脱却を感じました。

このように、極端に少ない回数でも、徐々にトレーニングの幅を広げていくことで、全身に筋力がついていきました。

わたしのダンベルは3キロでしたが、1キロでも2キロでも変わらない効果が得られると思います。

この少ない負荷・回数のダンベル運動のおかげで、少しずつ体の機能が上がり、いまではダンベルだけの運動から、持久力をつける運動まで広げていくことができました。

1年後に室内用のクロスバイクを始めるまでに至っています。

ダンベルトレーニングを「一生、続けよう」と思うまで回復

3キロのダンベルによるトレーニングは、7~8回を1セットとして、さらに6か月くらい続けたと思います。

トレーニング開始から1年後には、三角筋・僧帽筋・背筋に対してダンベル10回を2セットできるようにまで回復しました。

このころになると体に変化もあらわれはじめて、筋肉の形が浮かび始めます。

自信も始めたころより増えるし、やる気も起こってきます。ようやく無気力からも脱しました。

筋トレと鍛えられた筋肉って、ほんとうに自分自身を裏切らないですね。心身の向上に一役かってくれました。

この好調から、室内用のクロスバイクも始めます。持久力トレーニングなので、ダンベルとはまたちがう性質の運動です。

始めたものの5分しかできません。

たった5分、自転車をこぐ運動をしただけで、頭がクラクラしたり、低血圧か貧血のような症状が出ます。

どれほど体力が低下しているかを思い知らされます。

ただ、3キロのダンベルも、はじめ5回しかできなくて、1年後に10回2セット、週に2~3回できるまで回復しました。

この実績が「きっとやれる」という気持ちにしてくれます。

3年後のいまでは、クロスバイクを30~40分間、漕げるようになりました。買い物に行って帰ってくるくらいの時間です。

このトレーニングメニューで、さらに6か月。筋トレ開始から1年半で、「トレーニングを一生続けよう」という気持ちにまで回復しています。

30代後半の体を維持する週3~4回のトレーニングを継続中

上記1年半から、さらに1年半が過ぎ、いま3年経過しました。ダンベルトレーニングとクロスバイクトレーニングを継続しています。

プラスして、体幹を鍛えるヨガやトレーニングも開始しました。

ただ、食事量が2回と少ないのと、外出は10日おき程度の極端な生活は変わりません。

しかし、これは自律神経の問題なので、また別の解決策が必要です。

世の中の外出自粛の動きもあり、誰もが運動不足を感じている日々かもしれません。この緊急事態に乗じて、自分は人よりも体力をつけようと日々楽しんでいます。

思い返せば、人が働き盛りの30代前半で寝たきりを経験しました。

現在、ブログを執筆しながら、30代後半の体を維持するため、トレーニングに励んでいます。

外に出る回数が少ないのは、パソコンで作業をする日々による目の不調と、自律神経の乱れによる24時間睡眠がズレる症状や日中の活動への不適応です。

この部分についてはこれからの課題です。

当面の目標は、

  • 深夜で構わないので徒歩か自転車で買い物

です。